私の親友は大手航空会社のCAをしています。
今回ありがたいことに、NZ旅行にあたり、彼女のStaff Travel Discountを使わせてもらいました。

本人でも家族でもないのに、大変にありがたいオファー。
なのですが、Staff Travelの 落とし穴は、とてもお安い代わりに「あくまでスタンバイ」であるということ。

どういうことかというと、席が空いていれば乗れるけど、保証はされない。
通常の乗客で満席の場合は乗れないのです。

実は、Motatapuの影響がこんなにも大きいとは予想していなかった私たち。
が、チェックインカウンター周辺には、明らかに大会参加者と思われる、バイクバッグを持った人たちの長蛇の列が!!
こんなに人気のイベントだったとはオオーw(*゚o゚*)w意外!(つくづく失礼なやつ)。

カウンターで「今はチェックインさせてあげられないの。ギリギリまで待ってみないと…でも正直、今日はキビシイと思うわ…(ごめんねー)」と言われる。
しかもシドニーからクィーンズタウンへのこの会社のフライトは一日一便のみ。
翌日も似たような状況だといわれ、さらに絶望

もちろんスタッフ・トラベルの原則は知ってはいたけど、
正直こんなに混んでいるとは思わなくて、想定外でした。
良く考えればクィーンズタウンはそもそも人気の観光地なので、
Motatapuがなくても混んでいても不思議はないのです。

それでも「毎回ノーショー(乗客が時間になっても現れないこと)が出るものだから、もう少し後まで待ってみて」と別のスタッフに励まされ、とりあえず待つことに。

待っている間、こうなったら全部とりやめて別の場所にでも行く?いやいや、それはあり得ない。
この旅行は、本当にすごく楽しみにしていたのだ。

結果的に高くついたとしても、他の航空会社でチケット取り直してでも、
絶対クィーンズタウンへ行こう!
でもこの会社がダメならほかの会社もいっぱいかも?
ならほかの都市経由かな?うーん。
そんなやりとりをすること1時間。

で、結果はというと、2人とも一緒に予定通りのフライトに搭乗することができました。
一緒には座れなかったけど、そんなことはもちろん問題じゃない。
今回私たちは、とっても運が良かったと思います。

実は空港に着いた時、大荷物を抱えた老夫婦が、荷物用カート(有料:4ドル)の支払い用機械が壊れていて、カートを引き出せず困っていました。

小銭は大丈夫だけど、クレジットカードもお札にも反応しないと困っていらして。
まあ、シドニーでは良くある話です。
それにしてもカート使うだけなのに4ドルって、高いよね…。

で、成り行き上、自分の手持ちの小銭を差し上げたのです。
とってもお金持ち風の方たちだったので、もちろん恵んだとかそういうことではありません。
実際5ドル札を渡されそうになったのですが、それはなんか違うと思って断りました。

「乗れる!」と分かった瞬間、密かに私は
「さっきのちょっとした親切が、私たちに必要な運を肝心なところで運んできてくれた」と思ったのです。

人に親切にしたら、それは絶対自分に返ってくる。
その逆もしかりで、人に冷たくしたら、いざという時自分も同じ扱いを受ける。

帰りは行きほどではなかったものの、それでもまあまあ混んでいましたが、
スタッフさんに良くケアをしていただき、無事戻ってこれました。

戻ってきてからすぐに、Staff Travelをアレンジしてくれた友人にも、改めてお礼のメッセージとプレゼントを送りました。


今回は、大会の後にも、美しいクィーンズタウンの湖畔をたくさん走りました。
1週間で60㎞。まあまあかな。
そして紫外線で、顔のシミがすごいことに!笑

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